入社前の経験
大学時代は応用数学を学んでおり,その一環でプログラムに触れたことがありました.そうしたアドバンテージから,プログラミングを仕事に活かそうと考え,就活では大手SIerを志望したんです.しかし思うように内定が決まらず,塾講師や家庭教師として食いつなぐ生活を1年半くらい続けていたころ,リーマンショックが起こり世の中は不景気に.ゆったり構えている場合ではないなということで,そんな状況下でも採用を続けていたSESの会社に入社をしました.この会社は教育事業も主力としており,不安定な社会状況でもしっかりとした研修が受けられるというのも決め手の一つでした.
数ヶ月の研修の後,初めての現場に参画し,設計・開発・UT・ITを一通り経験しました.そのときに,「これからSESエンジニアとして生きていくのだから,周囲の評価と信頼を得て,プロジェクトのコアメンバーになれるような活躍をしよう」と決意したことを覚えています.
1社目がテスト案件に比重の大きい業務だったため,もっと開発メインの仕事がしたい,ということで7年間の間に数社を経験し,その間多くのプロジェクトに参画しました.SES形態だけでなく受託契約でスマホアプリ開発に携わったこともあります.
一番記憶に残っているのが,不動産管理システムのプロジェクトです.チームリーダーとして「ドメイン駆動設計」を実践し,非常に貴重な経験を積むことができました.
自分のエンジニアとしてのやりがいは,このように最先端の技術に触れながら,現場で活躍することにありました.ところが,自分の意志とは裏腹に,徐々に評価や制度設計,事業推進,技術ブログなどの自社作業に追われるようになっていったんです.
それらの仕事にも面白さは感じていましたし,評価もされていたのですが,やはり自分が活躍したいと思うのは現場でした.
入社の経緯
自分は「現場の最前線で手を動かしながらも,リーダーシップを発揮し,チームを取りまとめることができるエンジニアになりたい」という具体的な理想像を持っていました.それが実現できる環境を探していたときに,相談したのが以前肩を並べて働いたことのある福田です.
そんな福田がコードベリーを起業して打ち出したVISION,「Be an engineer.」が非常に印象に残っています.「何歳になろうとエンジニアであって欲しい」という言葉に,自分の目指しているエンジニア像が重なったんです.そのVISIONが口から出まかせでないことは,これまでの付き合いと,なにより福田自身が経営者になってからも「現役エンジニア」にこだわり続けていることから信じることができたので,コードベリーへの入社を決めました.
現在の仕事
入社後は早速,飲食店向け管理システムのテイクアウト事前決済機能開発プロジェクトでリーダーを務めました.
これまでは,リーダーを志向しているのに,すでに割り振られている自社作業のことを考えるとなかなか積極的に手を挙げづらい,という環境にいました.
しかし,コードベリーには「エンジニアの仕事は現場がメイン」という共通認識があるため,リーダーというポジションに集中して向き合えるようになりました.自分のやりたいこととできていることが真に一致した環境というのは,こんなにも居心地がいいものなんだなぁと感激しています.
現在は,福田と共に飲食店向け管理システムの予約機能開発プロジェクトに参画し,バックエンドとの窓口を担当しています.二次請けのエンジニアでは珍しいと思うのですが,エンドユーザーとも直接やり取りができる立場で,本当に良い経験をさせてもらっています.
プロジェクトでは福田との役割分担で,開発面を主体的に進めることを任されています.また,お客様からは,「良い人いませんか?」とコードベリーからの増員を直接相談されることもあります.会社からもお客様からも自分が信頼されているということが,仕事の励みにも繋がっています.
これからの挑戦
理想のエンジニア像の実現のため,技術的なスキル向上はもちろんのこと,もっとリーダーとして成長していきたいと考えています.
そのためには「場数を踏む」ことを重要視しています.リーダーは何かしらの決断を下さなければならないときが数多くあるのですが,今まではそれに苦手意識がありました.しかし,何度もそういう場面を乗り越えるうちに,今はチームで方向性を共有することが重要であり,間違っていたらあとで訂正すればいい,と考えられるようになったんです.このように,これからも多くの経験を積んで,より良いリーダーとなれるように精進していきます.
また,マネジメントする側を目指す立場として,「人材育成」と「仕組み作り」にも力を入れていきたいです.ちょうど今自社作業で若手の教育に携わっており,具体的には入社前課題のコードレビューをしています.まず結合テストの仕様書を作成してもらい,それを自分がレビューする,そしてその仕様書で実際にテストをしてもらう,というものです.これは若手の教育にもなるのはもちろん,わたしたちが多くの現場で吸収した知見をより洗練させて,良い基準を社内に蓄積することで,会社全体の底上げにも貢献できています.
プライベート
コードベリーに入社してから,東京に念願のマイホームを購入しました.のどかで暮らしやすく,都心に1時間以内でアクセスできて,駅から徒歩10分以内というのがこだわりのポイントです.
最近は在宅勤務ということもあり,以前よりも家事を率先してやっています.特に料理には力を入れていて,食材選び・プロセス・結果など,その楽しさはプログラミングと共通点がある気がします.この前は妻のリクエストに応えてローストビーフを作りました.
メッセージ
コードベリーは「将来どうなりたいか,何をしたいか」など,自分の理想像がある人を全力でサポートしてくれる会社です.
日進月歩のIT業界でエンジニアとして活躍し続けるためには,常に成長をしなければなりません.SESはプロジェクトごとに必要とされる技術やポジションが異なるため,モチベーションに繋がる良い緊張感と刺激が得られる形態だと思います.しかし,業務経験がプロジェクトに左右されるため,なかなか自分の描いた理想に到達することが難しいというリスクもあります.
そんな中コードベリーは,しっかりと社員の希望を聞き,理想の実現に近づけるような「場」を与えて,「経験」をさせてくれる会社であると感じています.
たとえば,自分の近況や目標を共有するため,役員と1対1で話すミーティングが設けられています.これを定期的に行うことで,自分のキャリアプランに応じた,より良いプロジェクトのマッチングやアサインの擦り合わせができるようになっています.
さらには,学習環境のバックアップも充実しています.OKRを取り入れた成長サポート制度やMacBook Proの支給,書籍購入支援など,エンジニアがスキルアップするために必要なものは会社が用意してくれています.
わたしは,自分で手を動かしながら現場のマネジメントもする「プレイングマネージャー」になることを目指しています.そしてコードベリーのおかげで,この「なりたいエンジニア像」へ一歩一歩近づけているという確信があります.
このようにコードベリーは,自分の理想の実現にひたむきな人と併走してくれる会社です.自分と同じように「なりたいエンジニア像」がある人と一緒に働ければと思っています.
こだわり
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好きなプログラミング言語Java、Python、R
Java:経験が一番長いので、Python/R:最近流行りのAIプログラミングなどで触ってみて
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愛用エディタIntelliJ IDEA
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愛用IDEIntelliJ IDEA
「Class count to use import with '*':」の設定値を99にする
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バイブル技術書リーダブルコード
コードの書き方のお作法本であるが、レビューで指摘する(される)内容がほとんどコレ
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欠かせない愛用道具モニター
業務効率上、デュアルモニタでないと仕事にならない
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座右の銘初心者向けですが:「自分の書いたコードをクソだと思えることが第一歩」「プログラムは書いた通りにしか動かない」など
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