入社前の経験
学生のときは,英語が好きでそれを使う仕事をしたいと思っていました.グローバル化で英語の需要は高まっていくだろうという目論見もあったことから,英会話スクールの運営会社を中心に就職活動をしていましたが,うまくいきませんでした.
どうしようか考えていたときに,友人がSEになったことを聞いて,エンジニアを意識し始めました.IT化も今後加速することは明らかで,そうなると活躍の場には事欠かない技術職もいいなと考えたんです.
調べてみると意外と情報学科などの理系出身者やプログラミング経験者以外にも門戸が開かれているということがわかりました.自分は一からの勉強になるため,研修に力を入れている会社を探し,見つけた会社の札幌支社に入社.半年間の研修の後,東京の本社へ配属となりました.
ここでは,証券代行システム案件と配電管理システム案件に携わり,前者の案件ではチームリーダーも務めました.お客様に働きぶりも評価され,8年ほど重宝していただきました.しかし,会社の単価交渉や契約に対する考え方が自分の方向性と合わなくなっていったため,それが解消できそうな営業体制が強い会社へ転職することにしました.そこでは飲食店向けシステムの予約台帳管理機能とメール配信機能のプロジェクトに参画しました.
お客様にもチームメンバーにも恵まれて,やりがいを感じる仕事ができていたのですが,別プロジェクトが要員不足とのことで,急遽わたしも異動することに.しかも準備期間なしでJavaからRubyへの言語変更を求められたのです.
その後も似たようなことが何度かあり,自分と会社のエンジニア観,チーム観のズレが大きくなったことが,環境を変えるきっかけになりました.
入社の経緯
そのような心の葛藤を解決すべく,いろいろと模索した結果,たどり着いたのがコードベリーでした.
代表の福田とは先述のメール配信機能のプロジェクトで一緒に働いていたことがあったんです.そのときに席が隣同士で仲良くなり,プロジェクト終了後もご飯に行くような関係が続いていました.
最初は食事だけだったのに,いつの間にかコードベリーの説明会になっていたことを覚えています.MISSIONである「エンジニアの価値向上」が,まさにこれまで自分が抱いてきたモヤモヤを打破するものだったので,真剣に入社を考えるようになりました.
福田が語っていた「エンジニアが正しい地位を築き正しい報酬を得る世界にしたい」というコードベリーの使命.最終的に入社の決め手となったのは,自分もそんな世界を作る一助になりたいという想いでした.
現在の仕事
入社後は,飲食店向けのテイクアウト予約サイトの保守案件に携わり,画面作成,API作成,バッチ処理を担当しました.そして現在は店舗情報登録サイトの開発プロジェクトに参画しています.引き続きAPI作成やバッチ処理を担当しつつ,新人の細田の教育係も務めています.
この現場ではSES業界では珍しい,裁量の大きい仕事ができています.What(何をつくるか)だけ決められていて,how(どう作るか)はわたしたちのチームの判断に委ねられているのです.これは,お客様に買ってもらうものが,人手や時間ではなく技術や成果であることに起因しています.
またそれにより,自分たちの働き方をある程度自由に決めるということも可能にしています.例としては「特別有給休暇制度」があり,現場の仕事さえきちんとこなしていれば,どれだけ休んでも良いという制度になっています.
わたしは子どもが生まれた時期がちょうどコードベリーの入社と重なっていました.子どもがいると,熱や体調不良などで突発的に休みが必要になりますが,この制度のおかげで安心して子育てをすることができています.
また,「プロジェクトには必ずチームで参画すること」も当社で決めさせてもらっている働き方になります.チームで参画することは,エンジニアに孤独感を与えず,チーム内で強み・弱みを補えて, 1人ではできない大きな仕事を任せてもらえるといったメリット尽くしなんです.
このようにエンジニアとして動きやすく,ポテンシャルを発揮しやすい環境で働くことが,個人のスキルアップや会社やチームへのロイヤルティ向上などの好循環を生み出しているのだと思います.
これからの挑戦
現在育成枠の細田を育てあげることが直近で第一の目標ですね.コードベリーにはお客様からの信頼があるため,新人が育成枠でプロジェクトに参加することを認められています.その信頼に応えるためにも新人を一人前に育てて,将来はその新人が新たな活躍をしてお客様や自分たちに還元していってくれればと思います.
自分はついつい面倒を見すぎてしまうところがあるので,あまり手を出しすぎないように,できるだけ自分で考えてもらうように,ということを心がけています.
技術面としては,フルスタックエンジニアを目指しています.幅広くスキルを身につけておくことで,どんな現場にも対応できる人材になれると思うので.また,システムのことは全体感をもって把握しておきたいという知的好奇心もありますね.現在の課題は,これまでの現場経験で深堀りできていなかったインフラ系です.その自己学習では会社で契約しているAWSが自由に使えるので,存分に活用させてもらっています.
将来的には,培った技術を注ぎ込んで自社サービスを開発することにも興味があります.そこで視野が広がって,色々な世界が見られたら面白いのではないかと考えています.
その引き出しを増やすためにも,いまはSESで身につけられる最新の技術や知識をめいっぱい吸収することに集中し,社内にフィードバックしていきたいです.
プライベート
昔からF1が大好きで,毎日欠かさず情報収集をしています.このスポーツは一年中休みがなく,毎日何かしらの情報が更新されるので目が離せません.日本よりも海外の方が情報が早いので,英語のサイトまで念入りにチェックしています.
2歳の子どもはまだトミカにしか興味がありませんが,いつか一緒にF1を楽しめたらいいですね.
F1について語れるエンジニアの方のご応募もお待ちしております!
メッセージ
入社して以来,一度たりとて会社に不誠実な対応をされたことがなく,それが本当に幸せなことだと感じています.
自分の経験から,SESはエンジニアにとってときに不遇になりがちな形態だと考えてきました.特に自分がモヤモヤを感じていたのは,自分の単価や具体的な契約内容が開示してもらえない,というような不明瞭な会社の対応です.せっかく現場の仕事が好きで,お客様からも評価をいただいていたのに,実務とは関係のないことでモチベーションが下がってしまうのを,非常に悔しく思っていました.
しかし,コードベリーは今までSESに抱いていたイメージをガラッと変えてくれたんです.
それは経営陣がみな現役SESエンジニアであり,エンジニアの気持ちに寄り添った会社運営をしていることが大きな理由です.たとえば,お客様との契約内容はすべてエンジニア本人に開示されます.よって自分の単価や売上を知ることができ,今エンジニアとしてどれくらいの価値があるのかがわかります.昇給も前年の自分の売上から計算されるので,成長がきちんと見える形で評価され,モチベーションへと繋がります.
このように,コードベリーにはエンジニアとして活躍することに集中できる環境が整っています.「エンジニアの仕事は好きだが,今の自分の環境に不満がある」,そんな方はぜひコードベリーの門を叩いて欲しいです.
こだわり
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好きなプログラミング言語Java/Flutter
Java: 一番最初に学んだ言語で現在も仕事で使用しているので親しみがある
Flutter: 一つのコードでiOS, Androidで動作するアプリが作れるので
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愛用エディタAtom/Vim
Atom: Macで使えるエディタとして人気があったからなんとなく使い始めた
Vim: Vim使いに憧れているから。テストデータ作成によく使う。macro便利
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愛用IDEIntelliJ IDEA/Visual Studio Code
IntelliJ IDEA: 普段業務で使用している。pluginでVimをエミュレートするIdeaVimを入れている
使いやすいが時々暴走してIntelliJ IDEAの再起動が必要になるのが不満Visual Studio Code: 個人的にFlutter開発するときに利用している。特に設定不要でFlutter開発できたので便利だと思う
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バイブル技術書Effective Java
Javaで柔軟性のあるプログラムを書くノウハウが詰まった良書だと思う
第2版を所持していたが、最近第3版を購入した -
欠かせない愛用道具Niz Plum 68
静電容量無接点キーボード。昨年購入。HHKBとどちらにしようか迷ったが、矢印キーがあるこちらを選んだ。スコスコ感最高。矢印キーもやっぱり便利
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座右の銘医食同源
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